いつもイライラしてしまうあなたへ③

更新日:4月3日


今回は

【③ こころと対話するワーク】

について書いていこうと思います。


ワークを進めている間に

ちょっと“しんどくなってきたな”という感覚がある場合には

今は無理せず、またの機会にやっていただければと思います。


『しんどいときは休む、その場所からいったん離れる』

ということも

自分に対して愛のあることだと思うので。



それでは、まず

あなたの両親や、家族など

身近な人の顔を思い浮かべてみてください。


そして

『その人のダメなところ・その人のせいで迷惑だったこと・その人のせいで悲しかったこと・くやしかったこと』

など

いわゆる『ネガティブ感情』を書き出してみてください。


最近のことから書き出して

出てくるようなら、どんどん過去にさかのぼって

できるだけ昔のことまで

できるだけたくさん。

少なくとも5個くらいは書き出せるといいですね。



そして次に

『本当は、そのとき、相手にどうしてほしかったのか』

『本当は、そのとき、相手に言いたかったこと』

について書き出してみてください。



その人の良いところは書かなくて大丈夫です。

あなたは今、誰かから見た『良い人』になる必要はありません。


人の悪いところより良いところに注目するのは、今はやめてください。

その人の残念だと思うところを思いっきり書き出してみてください。



書いたあとは消したり捨ててしまっても大丈夫です。




なぜそんなことをオススメするのかというと

あなたは

『あなたのこころが本当は何に怒っているのか』を

知る必要があるからです。



書き出していただいたように


あなたは身近な人からたくさん迷惑をこうむり

嫌な気持ちにさせられ

悲しいくやしい思いをしてきました。


本当に言いたいことも、伝えられずに。




それでもあなたは

愛されたくて、肯定されたくて、わかってほしくて

その人達に尽くしてきました。


自分を偽ってでも

人は、愛がほしいんです。


子どもの頃は、特にそうです。


愛を注がれるかどうか

肯定されるかどうか

注目してもらえるかどうか


それは、子どもにとって精神面での死活問題だからです。




あなたは今まで

自分の気持ちを隠し

自分以外の人を優先する

とても『良い人』でした。


それは、あなたが否定されたり傷つかないようにするための防衛策であり

あなたが肯定されたり感謝されたりする近道であり

まわりの人も気持ちよく過ごすにはこれが一番だと

あなたが編み出してきた方法だったのだろうと思います。




『自分が本当に求めていること』

『本当にわかってほしいこと』

【怒りの裏にあるもの…希望】を


こころの中に押し込めて

こころの声を、なかったことにしてきました。

【希望の抑え込み…怒りの原因】




自分は散々迷惑をかけられて

悲しい気持ちが積み重なっていて

それでもなお、尽くしてきたのに


なぜ自分は大事にされないの?!

なぜわかってもらえないの?!

なぜいつまでも満たされないの?!


と、あなたのこころは怒りと悲しみで満ちて

小さな火山がポンポン爆発しています。


「人のことよりこっちを満たしてほしいんだけど!!」と


いつでも、あなたのこころは枯渇していて

イライラしやすい状態になってしまいます。



ただ、いざ、こころの底の『希望』を感じようとしても

良い子のクセは、なかなか抜けないものなので


“理性的でなければいけない”

“こんな感情や考えはダメなものだ”

“こんな自分では嫌われてしまう”

と、ストップをかけてしまいます。


本当は怒っているのに

その“怒り”そのものを、“汚いもの”としてしまって

相手を正当化し、相手を、“良いもの”にしてあげて

自分の希望や怒りの方を“悪者”としてきている場合もあります。


それとは反対に

自分の“怒り”を早く処理するために

『相手が〇〇するのがおかしい』

『そんなことされたら、ふつう怒るでしょう』

と、自分を怒らせる人を変人扱いして

自分を正当化する場合もあります。



怒りをさっさと追いやって

落ち着いているように見せかけることはできても

“本当の自分を、わかってほしい”

という、こころの悲鳴は消すことはできません。



自分の感情を

『ダメなもの』

として扱うのではなく


その感情は『大事なあなたの感情』として

ただ、認めてあげてください。


「辛かったね。嫌だったね。苦しかったね。」

と、その感情に共感してあげます。


そして、あなたを苦しめてきた周りの人に対して

あなたが感じてきたことについても、ただ共感してあげてください。


自分のなかにある感情は

どんなにマイナスなものに思えても

ダメなことはないんです。


その感情を認識した上で

相手に伝えるときに

“イライラ”“怒り”としてぶつけるのではなく

自分が希望していることを整理してから

相手の尊厳を傷つけないように

少し加工してから相手に渡す

という工夫は必要ではありますが。




自分が自分のこころを否定せずに、共感してあげるだけでも

悲鳴をあげているあなたのこころは落ち着いていきます。


自分が何を感じたとしても

それがあなたにとって好ましいものでも

目をそらしたくなるようなものでも


あなたが、『あなたに起こる経験』を経験しつくすことが

本当の人生の学びなのだと思います。


学びとは、先生や教科書から学ぶだけではありません。


あなたが怒っているということは

怒りがどういうものか

どんな希望をもっているのか

あなたについてちゃんと学べる良い機会です。



すぐにイライラしない穏やかな人になりたい

人にやさしくなりたい

人の苦しみをわかるようになりたい

人を助けたい


それが表面的な、偽善的なものではなくて

本物をとらえたいというときには


『自分自身』という媒体をフル活用して学んでいくしかありません。


あなたが感情を抑えこむのをやめて

どんな感情も素直に受け取ることができるようになれば

自分を愛することができれば


まわりの人の感情も、傷つきも、悲しみも

本当の意味で理解できるようになっていきます。



『自分を愛する』とは


『自分の気持ちに正直にワガママに、言いたいことを言って、人の都合おかまいなしに、自分中心に生きる』

ということではなくて


『あなたが、あなたのこころを、まるごと認めてあげる』

ということからなんです。


自分のこころの器が愛で満たされていないのに

自分をおろそかにして人に尽くすのは

バランスが悪すぎるのでひずみが出ます。



次回は

【④ あなたがあなたを許すことを学ぶ】

について書いていきたいと思います。


そちらは、また日を改めて。



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