いつもイライラしてしまうあなたへ②

更新日:4月10日


「イライラする」とひとことで言っても

その原因は人それぞれ違うものがありますし

複数の原因がかさなっていることもあります。


「イライラしないようになりたい」

とご相談くださったナナミさんもまた

『●●という問題が解決したらイライラが解消しますよ』

という単純な問題ではありませんでした。


(なにごとも単純だと嬉しいんですが…^^)



「イライラする」という感覚は

あなたが、あなたの脳で意識できている感覚ですが


本当に気づいてあげたいのは

(あなたのこころが気づいてほしいのは)


あなたに意識されていないもの

あなたの無意識にかくれているもの

(あなたがかくしているもの)

なんです。


それらを呼び起こして

きちんと認識してあげましょう。



【② あなたが今まで“だれかに支配されてきた”ことを知る】


例えば


親や先生など、権力のある人の言うことに従って生きてきた方

親や周囲を喜ばせることや評価されることに重点を置いてきた方

人からなにか頼まれる前に、空気を読んで先回りして願いを叶えてあげてきた方

愛を感じられないにもかかわらず相手に尽くしてきた方


の場合…



あたらしい自分の家族をつくったときに


“子どもやパートナーは自分の言うことを聞いて当たり前”

“私の思っていることを察してほしい”

“家族なら私に協力して!”

“なんで私ばっかり頑張っているの…?”


と感じてしまうことがあるんですよね。


それは、あなたがこれまで

ずっとずっと周囲を優先し

自分をおさえてきた反動ともいえるものです。


家族に対して、理想像が暴走して

『精神的に依存する』

ということもあります。



今まで

自分のこころが本当に満たされてこなかった人ほど

感情を押し込めるクセが強い人ほど


パートナーや子どもという、精神的に近い相手に対して

自分と他者の境界線がわかりづらくなってしまって

“自分と相手が一心同体”というような錯覚を起こしていることもあります。



ようやく自分の城(例えば家族)を築いたときに

家族に対して無意識に支配的になり

自分の顔色を見ながら生きるように

いつのまにか強制していることがあります。

「私のことが大切ならできるでしょう!」という感じです。


「普通こうでしょ!そんなのおかしい!」と

『あなたにとっての普通の押しつけ』を家族にしてしまうことも。

自分がこれまでやってきたことが

“正しい”と強く信じていた場合(信じたい場合)にはなおさらです。



自分がされて嫌だったこと・傷ついてきたことが

しっかり癒やされていないまま

こころの中でドロドロになっている場合にも


他の人を自分と同じ境遇にして、傷を癒やそうとしてしまうこともあります。

(さんざんいじめられてきた人間が、標的を見つけていじめる側になる、という例と似ています。)


ちなみに、そんなことをしても、こころが癒やされることはありません。

でも、苦しさを解放する方法がわからないので、とりあえず自分がされたことをしてしまうのだと思います。



これまで他人軸(人からの評価で自分の価値や正しさをはかる)で生きてきたために

人からの評価がなければ自分が幸福かどうかわからないという場合もあります。


せっかく大人になって自立して

自分の生きたい生き方で生きているようでも

『だれかの評価』『社会の評価』に支配され続けて生きていることもす。

そしてその評価の重要性を、家族にも押しつけていることがあります。



どれも、ほとんどの場合が無意識です。

人は、自分がやってきたことや、されてきたことを

特に深く考えることなく

繰り返しおこなっていたり

まわりの人にも求めてしまうことがあります。



もし、今まであなたが

まわりの評価を敏感に感じ取り

人の顔色を見ながら生きてきたのだとしたら


『だれかに支配されて本当の自分を押し殺してきた』

ということでもあります。


そして、同時に

『本当の自分を安心して出せる環境ではなかった』



自分の気持ちを隠すのが当たり前になり

だれかのご機嫌や

空気を読みすぎたりして


自分が本当は何を感じているのかさえも

分からなくなってはいませんか?



誰かのために生きる前に、あなたは、あなたの人生を生きなければなりません。



『自分の人生を生きてこなかった』

ということは

『自分で、自分を低くあつかってきた』

ということでもあります。



自分の尊厳を軽く見ている人ほど

人の尊厳を軽くとらえます。

自分を大切にあつかう人ほど

人のこころや、人それぞれのあり方を大切にします。


自分を大切にあつかっていない人ほど『プライド』や『承認欲求』が高くなり

人からの評価や賞賛を求めます。


自分で自分を大切にできている人は

『人からどう評価されようが、どうでもいい』んです。

自分が自分にいつも『いいね!』を送っているので

誰かの『いいね!』がそれほど高い価値を持ちません。


もちろん、良い評価をもらえば嬉しいことですし

低い評価や悪口は嫌だし残念だと感じます。


ただ、なんというか

『人の評価がこころの深いところまで浸食してこない』という感じにはなってきます。




まずは、あなたがあなたを、ありのままに認められるようになること。

あなたのこころが、あなたと自由に行き来できるようになることが大切です。



それがスムーズにできるようになると

『自分が“本当は”何にイライラしているのか』

分かる様になってきます。



次回は、こころを自由にするため

【③ こころと対話するワーク】についてお送りしたいと思います。




閲覧数:33回0件のコメント

最新記事

すべて表示