箱庭療法とは…?

更新日:6月15日



こころのセラピールームめぐみでは

ご相談者様のご希望や、セラピーの状況により

箱庭療法を取り入れています。



【箱庭療法とは】

箱と、箱の中の砂、様々なフィギュアを使って

風景や、場面などを自由に表現していただきます。


この箱庭制作において

正解、不正解というようなものはなく


『ここに、これを置いたから、この人はこうなんだ』

というカテゴライズのためのツールでもありません。


ただ、すべての表現が、“意味のあるもの”

と捉えていきます。


もちろん、ある程度の傾向は見て取ることができますし

分析的に見させていただく部分もあるにはあるのですが


でも、何よりも、箱庭がもたらす大きなギフトは

【こころが自由に表現できること】

だと感じています。


箱庭を作ろうとするとき、最初はあれこれ考えるんですが

実際作ってみると

自分にとって『意外なもの』ができることが多いです。


予想外の表現、予想外の展開…

“自分のこころの中にこういう風景もあるんだな”という発見ができたり

自分が知らなかった新しい自分や

どこかなつかしい、忘れていた自分と

ふたたび出会うことができたりします。



人は、どうしても脳が優位になりがちなので

脳とこころを行き来する細い通路を

たまに掃除したり、風通しをよくしてあげることが

“かろやかに生きる”ためには、とても重要だと感じます。



もともとは、子どもとの遊びの中から発展してきた箱庭療法。


“子どものように、遊ぶこと”

治療の過程で、『退行』とも呼ばれることもある営みですが


私は『退行』ではなくて、『進化』では?

と感じています。


子どもの頃は、こころが開かれていて自由に自己表現できていても

大人になると、だんだんとこころが閉じて頭でっかちになってしまって


理性的に衝動をコントロールできているようで、

過剰な抑え込みをしていたり

こころを閉ざすことを無意識に選択していたりします。



こころと脳の疎通を良くして

こころを脳で認識してみる。


脳の認知機能や理性、抑制機能を維持したまま

こころを遊ばせることができるようになるということは

まさに、人としての『進化』ではないかと思います。



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